師走
いよいよ今年も残り一月となりました。師走というと慌ただしい、押し迫った、というような気持ちになってしまいます。
この一年を振り返ると、やはり3月11日の東日本大震災を思い出します。私は当日一人で事務局におりましたが、長い揺れの間ずっと後ろにあるパイプの棚を押さえてどのタイミングで逃げ出そうかと考えていました。なんとか棚は崩れずにすみましたが、その後の報道を見て大きなショックを受けました。
そして3月末に知人と支援物資を持って宮城に向かい、ボランティアスタッフに物資を託しスタッフの案内で仙台空港・塩釜港に行きました。その光景はTVなどでは見ていましたが、実際にその場に立つと言葉では表せない複雑な思いが体中に走ったのを今も思い出します。でも震災から2週間程なのに道路の復旧や瓦礫の撤去など着実に前に進んでいるとの実感もあり、日本人のたくましさも感じることが出来ました。まだまだ復興には時間がかかるでしょうが、明るい未来を信じたいと思います。そして。今の子供達やその次の世代にも明るい未来が来るように、いまを生きて行かなければと思う師走の第一歩でした。
いつもつぶやきが短いとのご指摘がありましたので・・・