つち人形
会員の方から愛知県尾西市(現在の一宮市)の郷土伝統工芸品の「つち人形」を事務所にいただきました。尾西市というのは忠夫先生出生の地だとのことです。産まれてから高校時代までをここで過ごされたそうです。つち人形といえば忠夫先生作曲の、今でも皆様に広く愛される名曲です。レッスンや演奏会やテープ審査で、一度は皆様演奏されてると思います。
「愛知県尾西市に伝えられたつち人形、その素朴な形とそれに施された極彩色の美しさを箏の音に置き換えてみた。第 I 箏、第 II 箏共に同じ調弦をまた同じ技法を使用して華やかな感じを出している。/作曲者」曲の解説を読むと、郷土愛に溢れつつも、その美しさに触発されて作曲された様子が伺えます。
ちなみに今回の「牛」のセレクトは忠夫先生の生まれ年、「丑年」にちなんだ物だそうです。