2012年4月22日(日)閖上中学校から救った被災箏ライブ

日時:2012年4月22日(日)12:00
会場:洞口家住宅(名取市大曲字中小路28)
   ※駐車場が狭いので、公共交通機関をご利用下さい
料金:無料
問い合わせ:株式会社セットワールドクリエーション TEL 022-383-1845
出演:箏衛門(磯貝真紀、野口貴子)
曲目:さくらさくら・荒城の月、日本のわらべ唄、あこがれ、星に願いを ほか

13:15からの第2部では、和光小学校の児童による神楽の演舞があります。

ひとこと
 被災箏は、先の東日本大震災で、津波に襲われた閖上中学校の音楽室にひっそりと当時の姿のまま取り残されて居た和箏(5面)を臨時災害エフエム局(なとらじ801)パーソナリティーの磯貝真紀が、震災から1年が経とうとしていた平成24年2月16日に取材のために立ち寄った際に発見し、何とか修理し復活させることが出来ないかと考え、本人が箏演奏家でもあり、東京での公演の際に義援金を募ったり、和楽器店(梅屋楽器店)に協力を呼びかけたところ、店主が修理を快諾し、店主の尽力に依って音を鳴らすことが出来るまでに回復したものです。
 驚くことに、この楽器のうちの数面は梅屋楽器が閖上中学校に納品したものと判明、更には先代が糸を締めていたことも判明し、運命を感じるものとなりました。
 修理が終わった楽器は、閖上中学校にお返ししたいと考えていますが、現在のところ受け入れ時期が決定していないため、洞口家住宅の洞口とも子氏に特別の許可を頂き、一時保管をお願いするものです。それに先立ち、洞口家住宅にて、桜の季節でもあり、被災者の方々を元気づけるために、磯貝真紀の箏仲間である、野口貴子氏と被災箏5面だけでの演奏会を催すことになったものです。