雪と東京

寒い日が続いていますね。
先日降った雪がまだ氷の塊になって日陰に残っているくらいですから、東京にしては相当寒いのではないでしょうか?

東京の雪に対する弱さは、地方出身者にとっては驚きです。

その昔大学の学生寮に住んでいた頃、積雪で中央線が止まって後期試験の予定が大幅に変更されたことがありました。
朝目覚めたらキャンパスにはうっすらと雪が積もっています。
地元ではこのくらいは降ったうちに入りません。なのに食堂に降りたらニュースでは首都圏の鉄道のダイヤが乱れていると大々的に報じているではありませんか!

「え?たった2cmで?」
「何がどうなると2cmで電車が止まるの????」

と驚いていた私も十数年たてばすっかり東京の人。
地元では、軽快にアイスバーンの歩道を歩く人の間を、腰を落として小さな歩幅でペンギンのようによたよたと歩いています。
お正月に実家に帰った時は、あろうことかヒールの高い、底がツルツルのブーツを履いて帰ってしまい、凍った歩道を見て
「しまった!忘れてた!」
と青ざめました。

歩道が凍る地域にお住まいの皆様、慣れていても油断は禁物です。
怪我なく春を迎えましょう。